講演依頼の流れ

1 講演依頼

講演依頼フォームに必要事項をご記入の上、送信ボタンを押してください。

2 事務局から連絡

講演依頼をいただくと、自動的に確認メールを送信します。
後日、事務局からメールにて確認のための講演調査票(EXCEL)をお送りしますので、必要事項を記入の上ご返送ください。
Yahoo!メールやGmailなどのフリーメール、携帯電話のメールアドレスをご利用の場合、こちらからの返信が届かない場合があります。
講演依頼を送信したのに、確認メールが数時間経過しても届かない場合は、お手数ですが改めて講演依頼をお送りいただけると幸いです。

 ■フリーメールをご利用の方へ
  ・迷惑メールフォルダに格納されていないか、今一度確認をお願いします。
 ■携帯電話メールをご利用の方へ
  ・迷惑メール設定をされていると届かない可能性が高いため、迷惑メール設定状態をご確認ください。

3 講演準備

講演にあたってのお願いをPDFにまとめました。
必ずご確認の上、ご協力をお願い致します。

講演開催に向けてのお願いダウンロード

講演当日に感想の記載をお願いしております。下記よりダウンロードしご準備をよろしくお願い致します。

感想記入用紙(小学低学年)ダウンロード
感想記入用紙(学生)ダウンロード
感想記入用紙(PTA)ダウンロード
感想記入用紙(大人)ダウンロード

講演開催に向けて先生方へのお願い

先生方には、聴衆として最後まで講演を聞いていただければと思っております。
講演中に子どもたちが、「話していても、眠っていても良い」と考えています。
また、感想文記入の時点でも、見回りはせず、見守ってください。
理由を、講演経験から以下にまとめました。


●眠っている子、騒いでいる子について

本当に寝ている子は、その時点では心配のない子だと思います。
自分の身につまされる事がないので、眠くなってしまうようです。
寝たふりしている子は、実は聞き耳をたてています。
うつむいて身じろぎひとつしない子は、いじめられているか、あるいは誰かを傷つけたことを後悔している子かもしれません。
そして、本当につまらなければ、眠っていればいいのに、寝ることもできないでわざと周囲にちょっかい出して騒いでいる子は、おそらくいじめている子たちです。
いじめている子は、自分が聞きたくないだけでなく、周囲にも聞かせたくないので、周りに話しかけたり、体が動いたりします。
そして、特にいじめられている子の反応が気になるので、動揺して騒ぐ子もいます。

●いじめている子の辛さについて

まず、加害者の子どもがその場に居続けなければならない苦しさに対し、私たち大人が寄り添いたいと思います。
騒いだり話したりしているのは、自分の行為に気付いた証拠ですので、注意をせず、反応している様子をただ見守っていただきたいと思います。
また、講演の途中で先生が注意の為に動きますと、講演者の集中力に支障をきたしますし、「起きなさい」とか「前をちゃんと向いて話を聞きなさい」など注意された子どもが加害者だった場合、途中で出て行ってしまうこともあります。
注意されたことによりいら立ち、心のシャッターを降ろしてしまうことが一番心配です。
私たちの目的は、最後まで聞いてもらう事ですので注意叱責はしないでください。

●感想文を書いているときの様子について

感想文を書く時も、いじめられている子は隠しながら必死にいっぱい書きます。
しかし、周囲を気にしながら、書こうかどうしようかとても迷っている姿もあります。
いじめている子は感想文も他の人が何を書くのか気になり、特にいじめられている子が何を書いたかが気になるので、騒いで人が集中して書くのを邪魔する子もいます。
また、「言葉にも文字にも出来ない」と言って、一文字も書けない子もいました。
「心も傷が付く、心も痛い」という新たな発見に対して、すぐには整理ができないのでしょう。
一人一人がとても心に大きな何かを感じてくれるようです。
一人一人の心の反応は全て違います。
裏表びっしり書く子、たった一行に「もういじめない」と思いを込めて書く子、一文字も書けない子、想いの込め方は様々で全てOKだと思います。
見回りをせずに、子どもたちを遠くから見守ってください。

●講演直後にその場で感想文を書いて頂く理由

書き始めるまでの間、例えば教室へ戻るまでの間に加害者と目が合っただけで、被害者は萎縮して、講演を聞いた時の思いが、かき消されてしまいます。
また、先生から意見や感想等を話されると、その言葉に誘導された感想文になってしまいます。
自分自身と向き合うためは、何にも邪魔されず、感じた直後に、なんの誘導もない状態で、心の中を吐き出して欲しいと思いますので、そんな大切な時間にしたいと思っています。
残念なことに、教室で誘導されたと思われる判で押したような感想文が戻ってきたことが過去にありました。

●感想文の効果

苦しみを抱えた人が、心を吐き出す作業というのは、臨床心理の観点からも非常に有効な作業です。その苦しみとは、いじめられる苦しみだけでなく、いじめていた自分に気付き反省から生まれる苦しみもあります。
それらを吐き出して欲しいという思いからあえて無記名にしています。
その結果、大人は感想文から子ども遠の現実を知ることができるのですが、実はそれが目的ではなく、「子どもたちが思いを表現すること」を目的にしたいと考えます。
いじめている子が、自らその行為の重大性に気付き、その他の子どもたちは、新たな視点を見つけ出すきっかけになるかも知れません。
そして、大人にとっても、子どもたちの生の大切な真実で、感想文から気付かせされることが多くあります。
子どもたちが思いを自由に書くためにも、「無記名」と「講演直後その場で」という2点は大切にしたいと思います。
また、時間内に書ききれない子どももいます。
その場合は、帰りのHRを利用するなどの配慮をお願いします。

●家族に自殺者がいる児童生徒がいる場合

もし本人が講演会参加を望まない場合は無理に参加をさせないようお願いします。
一応、別の場所で聞き、いつでも退出できる配慮なども本人に提案してみてください。

●その他のお願い

講演中チャイムが鳴らないよう手配をお願いします。

 

私たちの講演は答を即座に求めるものではありません。
子どもたちが大人になるまでの間、またはその先に自分なりの答を探し出してくれるよう、きっかけだけを提供したいと思いますので、先生が現在お持ちの答はしばらく伏せておいていただければと思います。
また、私たちは、いじめ予防のためには、心と命について考える時間を子どもたちに毎年提供する事が重要と考えています。

講演翌日まだいじめている子がいたら、気付いた苦しみと闘っていますので、「何か辛い事ない?いつでもおいで。」と声掛けしてあけてください。

一般・学校向け共通のお願い

・講演の録画と録音はご遠慮ください。写真撮影は問題ありません。
 (録音録画お断りについては、主催者より会場へアナウンスをお願い致します。)
・講演時聞は原則90分間からですがご相談ください。
・聴講者が200名を越える場合は演台を舞台上にセッティングしてください。
 (後方の席の方との距離感短縮のため)
・マイクはスタンドから外せるものをご用意ください。
 (可能であればワイヤレス)
・演台は、肩幅サイズのものではなく大きめのものをご用意ください。
 原稿の他にA2サイズのパネルをおくことがあります。
 また、長机はできるだけ使用しないでください。
・講演前に、ご挨拶がある場合は、講演内容と重複してしまったり、講演内容とご挨拶内容に矛盾が生じてしまう危険性がありますのでなるべく短めにお願い致します。
・万が一、急用、急病、その他の理由で講演者を急遽変更する場合はご了承ください。
・法人として講演をお受けしておりますので、講演料につきましては源泉徴収しないでください。
・講師を「先生」と呼ばないでください。
・講演内容はじめ、全ての調整は講演者本人とお願いいたします。

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